雨天時に実感! モンベルのストームクルーザー「フルジップパンツ」の良さ

モンベルストームクルーザーフルジップパンツ 登山
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私がこの長い名前のパンツを初めて知ったのは、熊野古道を歩いていたときでした。台風がすぎたばかりで、突然の大雨が降り始めたため、各自レインウェアに着替え始めました。その中で飛び抜けて着替えが早い人が二人いたのです。その二人が着ていたのが、モンベルの「ストームクルーザーフルジップパンツ」でした。

ストームクルーザーフルジップパンツを買ってよかったところ

影響を受けて早速、長めの山行で取り入れてみました。個人的に買ってよかったなと実感したのは大きく2点あります。

登山靴を履いたまま、瞬時に着替えられる

通常のレインウェアのパンツだと、膝下が開くタイプと靴を脱がないと履けないタイプがほとんどです。その場合、ビニール袋を被って履いたり、足が地面につかないように必死で着替えたりすることになります。悲しいことにアイゼンで破ったり、内側を泥だらけにしてしまうこともあります。

しかし、ストームクルーザーフルジップパンツだと、登山道を履いたままジップを上げるだけで着替えることができるのです。途中で雨に降られたときに、手こずることなく着替えられます。

先日も山小屋を出ようとして雨が降っていた様子で人が留まっていました。そのときも再度登山靴を脱ぐことなく、その場でさっとレインウェアを身に着けることができました。特に、アイゼンやスノーシュー付けたままでもいけるのは珍しいのではと思います。

人より早いので、ちょっぴり誇らしい気持ちにもなれます。「それどこの?」と聞かれたら、いそいそと布教活動を行っています。

就寝時や休憩時の服に使うことができる

テント泊や山小屋泊のときは、就寝時の服で持っていかずに、このパンツを代わりに使うようになりました。わざわざ着替えの服がいらないので、荷物の軽量化につながります。

この商品の特徴はやわらかさです。レインウェア特有のシャカシャカする感じがありません。だから就寝時や休憩時にも不快さがなく、着ることができます。レインウェアを持っていったのに雨に降られなかったときの、お荷物感もやわらぎます。

なぜやわらかいのかというと、このパンツにはストームクルーザーというモンベルを代表する素材が使われているためです。

ストームクルーザーとは

モンベルのレインウェアのフラッグシップモデルで、実は1982年に誕生した歴史ある素材のよう。2023年は第9世代となっています。

耐水圧50,000mm以上、透湿性35,000g/m²と防水透湿性は申し分ありません。軽量性や動きやすさにもこだわっています。その理由は「GORE C-ニット バッカーテクノロジー」。

耐水性の高い表地+ゴアテックスメンブレンの裏地+極めて薄いニット素材を使用した新しいテクノロジー(GORE C-ニット バッカーテクノロジー)が使われています。そのおかげで妙に着心地がよいのです。そのうえ、引き裂き強度がナイロンの約2倍となっています。

軽くて、防水透湿性が高く、透湿性も高い、そのうえ着心地がよいと、悪いところどこ…?と言いたくなるストームクルーザーさん。パンツだけでなく、ジャケットもあります。

モンベルのストームクルーザーの説明

モンベルのパンツは長さ・サイズが選べる

ストームクルーザーフルジップパンツに限った話ではないのですが、モンベルの場合、体型に合わせてパンツのサイズや長さを選ぶことができます。私のような低身長の女には、長さが選べるのはとてもありがたい話です。XSだと小さすぎるけど、普通のサイズで足が短いものが欲しい場合にちょうどいいサイズが揃っています。

身長150センチ、M-S(ショート)丈でやや太めですが、中にパンツ着ればちょうどいいくらい
身長150センチ、M-S(ショート)丈でやや太めですが、中にパンツ着ればちょうどいいくらい

特にレインパンツでは素材上、裾合わせするわけにはいきませんので、レインウェアで長さ・サイズが選べるのはとてもメリットになると思います。

ストームクルーザーフルジップパンツの欠点

ストームクルーザーフルジップパンツの欠点。それは重いことと、かさばることです。

あれ、軽量じゃなかったっけと思われるかもしれませんが、私が持っているもっとも軽いレインウェアパンツは約100g、ポケットに入れても膨らまないくらいコンパクトになります。

軽量化はされてはいるものの、フルジップなだけあって一定の重さはあります。フルジップにしては200グラム程度なので軽量といえるかもしれませんが、100グラムの差は大きいです。

そのため、以下のような場合に持っていくようにしています。

  • 長い縦走や山旅で天気が不安定なとき
  • 途中で雨が降りそうな天気のとき
  • 寝間着でも利用したいとき
  • 荷物に余裕があるとき

夏場の日帰り登山で、絶対雨降らないだろうなというときは、軽量のパンツを持っていっています。

ストームクルーザーフルジップパンツはなくても大丈夫だけど、あったら安心感が違います。とにかく着替えが早くて楽なので、急な雨にも安心です。

少しでも軽くしたいという方は、フルジップパンツではなく、ボトムジッパー(裾にジッパーがついていて、長めに開くタイプ)もあります。そちらの方が安いです。それなら他メーカーでも出ていますので、広く検討するとよいかも。良さが減ってしまうので、個人的にはフルジップを推したいところですが…。

レインパンツを検討している人は、候補に入れてみてください。