12月上旬に、チワワ2匹と高尾山から小仏城山までの登山に行ってきました。しかし、犬連れ登山に過去に行って大変な思いをしましたが、今回新たな装備で、快適に過ごすことができました。実際に愛犬と登山に行ってきたので、紹介したいと思います。
ペットを運ぶ装備の選び方
我が家の場合は、こんな選定ポイントがありました。
- 先住犬は後輩犬と同じ空間が怖い
- ケーブルカーに乗る可能性があるため、蓋が閉められる
- ずっと抱えて歩き続けても、人間がつらくない
- 足元が見えて歩きやすい
過去にスリングを利用して登山にいったことがあったのですが、足元が見えにくい、支えているため片手が使えず不安定などの問題がありました。旅行のときはカートかバックを使います。ただ、バックはすぐに肩が痛くなってしまいます。
そんななか、ようやく解決できそうな装備を発見しました。それが、犬を背負えるザックです。
購入したペット用2段式ザック(バックパック)
私が買ったザックはibiyaya(イビヤヤ)2段式 バックパックです。

特徴
私が買ったザックの特徴です。
- 個室が2つある
- 個室を1つにして使うことができる
- 蓋がしめられる
- 手がフリーな状態で歩ける
- 長時間歩いてもつらくない
- 腰ベルトがあり、しっかりホールドできる
- 通気性もよい
スペック
- 本体重量 2.5g
- 耐荷重 12㎏(上6kg、下6kg)
- 飛び出し防止用リード付き
- 左右に収納ポケット付き
重さ
犬2匹で5キロちょっと。
ザック自体の重さは2.5キロなので、水やごはんなども入れて測ったら合計8キロでした。
感想
本当につらくないです。これなら何時間でも背負っていられます。
腰ベルトもしっかりしていて、背面も密着するので安心でした。170センチの夫でぴったりできて、150センチの私ではやや隙間が空くかなという感じですが、150センチの私でも楽々背負えます。

他にも背負う形のザックはあったのですが、ここまで腰ベルトがしっかりしていて、フレームが入っているタイプは見つかりませんでした。
よほど居心地がよかったのか、自宅に帰ってからも普通にケージの様に利用して寝ていました。

デメリット
ただし、荷物を入れられる場所がないため、2匹を背負って一人で行くのは厳しそうです。一人が水や食料を持ち、一人が背負うのであれば問題ありませんでした。
もちろん他の装備と同様、揺れないように気をつけて歩く必要があります。
2階建てなのですが、顔が出せる2階のほうが人気のようでした。上部と側面がメッシュになっていて、開けられるようにもなっているのですが、1階部分は側面のみなので、落下が気になり、開けられませんでした。

スリング、バック、ザックタイプの特徴
他の装備の特徴も比較のため、紹介しておきます。
スリング
- わんこの様子が見えやすい
- 足元が見えにくい
- 長時間だとスリングによっては肩が疲れる
- 顔がしまえないタイプは乗り物に乗れない
肩掛けバッグ
- 出し入れしやすい
- わんこが自由な体勢をとりやすい
- 肩に重みを感じやすい
ザック
- 足元が見えやすい
- 両手が自由に使える
- 犬の様子が見えない
肩掛けバッグやケージタイプの人は、ケーブルカーを利用する人が多い印象です。
元気なワンちゃんをスリングで小仏城山まで連れて行っている人も見かけました。
それぞれメリット、デメリットありますが、犬を運びながら登山をするならスリングか、ザックが良さそうです。
今回歩いたルート
- 高尾山口から稲荷山コース
- 一丁平園地
- 小仏城山へ
- 小仏城山から高尾山へ戻る
- リフト脇を通り、1号路で下山

稲荷山コースは高尾山の登山コースの中ではハードといわれていますが、人が少なめなので、おすすめです。
実際に歩いたルートはYAMAPの登山日記に記録しています。
わんこ連れの食事
今回のランチは小仏城山で食べました。
メニューはラーメンとカレーです。カレーは無洗米を持ってきて炊きました。

おやつに小仏城山でお汁粉を、高尾山の茶店でお団子を買いました。
ごはんをつくる場所
小仏城山の頂上は広々としていて、テーブル席もたくさんあるので、お気に入りです。城山茶屋もあります。

茶屋の店員さんに声をかけて火気使用許可証をもらえば、バーナーも使えます。

高尾山山頂は混んでいるので、小仏城山方面に少し足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。城山まで行かなくても、途中で休憩できるスポットもあります。
外でごはんを食べるなら
高尾山ではわんこがテラス席で食べられるお店もあります。

土日は小仏城山の茶屋も空いていることが多いです。持って来ずに茶屋で食べてもよさそうです。
まとめ

わんこの体格、普段慣れている運び方、わんこがしんどくない運び方に加えて、人間がつらくないことも入れてほしいです。わんことのお出かけが楽しくなります。
犬連れ登山が苦手な人もいるので、周囲の人に配慮できる方法にしてください。わんこは下りが特に苦手です。特に小型犬であれば、ずっと背負う覚悟で挑みましょう。最初はエスケープ方法があるお山を選んでみてくださいね。