1月に群馬県みなかみ町に行ってきました。一泊二日でしたが、藤原地区にある雨呼山(あまよびやま)でのスノーシューに、温泉旅館の宿泊、隠れ家カフェ巡りなど、充実した旅になりました。
旅のスケジュール
1泊2日の旅でした。最初はまったり→登山→まったりという、まったりの挟み撃ち。
1日目
- 上野駅から上毛高原駅へ
- 上毛高原駅からタクシーでカフェコルネットへ
- カフェコルネットでまったり
- カフェコルネットからタクシーで温泉宿辰巳館へ
- 辰巳館で宿泊
2日目
- 翌朝、宿まで車でお迎え。カッパクラブへ
- カッパクラブから雨呼山へ
- 雨呼山でスノーシュー
- カッパクラブへ帰宅
- カッパクラブから辰巳館へ
- 辰巳館で温泉(二度目)
- 辰巳館からタクシーで上毛高原駅へ(バスもあります)
- 上毛高原駅から東京へ
スノーシュー1日ツアーに参加
雪山を歩く自信がなかったので、ツアーに参加しました。参加したのはカッパCLUBさんのツアーです。豪華なランチ付きでした。
藤原地区は、スノーシューを付けないと完全に埋まってしまうほどの豪雪地帯。積雪期以外では簡単なハイキングができるような山らしいのですが、ラッセルしながら進む道で、かなり満喫できました。
内容はこんな感じのプログラムです。
- スノーシューで雨呼山ハイキング
- そりで自然の滑り台体験
- ランチ
- ストックを利用して雪山を登る練習(?)
- 氷筍(ひょうじゅん)見学
雪山に慣れていなくても、このツアーなら安心して参加できそうです。
貸し切りのアウトドアツアーで、しかも女子2名で参加してしまいましたが、贅沢なことに2名のガイドさんがついてくれて、安心感が半端なかったです。
冬の雨呼山の服装
服装は以下のような感じでした。レンタルもできます。
- スノーウェア
- 中厚手のインナー(メリノウール)
- フリース
- 中厚手のタイツ
- トレッキングパンツ
- スノーブーツ(アルパインブーツ)
- ゴーグル(サングラスでも可)
- グローブ(防水)
- インナーグローブ
- スノーシュー
- ニット帽
- 靴下(厚手)
- ストック(スノーバスケット付き)
- ネックウォーマー(ネックゲイター)
雪が入り込まないように、ゲイターもあると安心そうです。
天候はやや雪が降っていて曇り。動いていると暑すぎたけど、休憩も考えるとちょうどよかったかなという印象です。
泊まった宿「辰巳館(たつみかん)」
泊まったのは、山下清さんとゆかりのある宿、辰巳館。口コミ評価も高かったため、気になっていたのですが、予想以上にいいお宿でした。
山下清画伯による谷川岳が楽しめるはにわ風呂など、温泉も充実しています。お部屋も何時間もいられるような充実した空間でした。
卓球も楽しめて、お土産屋さんもあり、コーヒーやお茶も無料で飲めます。料理もよかったです。特にお米が感動的なおいしさ。本多義光さんという米名人がつくった、ご本人のお名前がついたブランドのあるお米なのだそうです。
訪問当時、コロナへの配慮により、日帰り温泉を受け入れている宿はないと伺いましたが、宿泊者であれば1日目もチェックアウト後の2日目も利用可能とのこと。ちゃっかりと2日目も利用させてもらいました。
立ち寄ったお店「カフェ コルネット」
1日目はコルネットというカフェに立ち寄りました。女子2人で3人前頼んでしまったほど、すてきなメニューの多いカフェでした。
内装は山小屋のロッジのような落ち着いた雰囲気で、アンティークな家具がそろっています。椅子から食器、トイレまでいちいちかわいいのです。
そのうえチーズたっぷり、脂質たっぷりなメニューはダイエットのことなど忘れさせてくれます。コーヒーを飲み、ごはんを食べ、デザートまで頼みながらほっこりできます。
お昼は混み合っていたので、予約をしてから行ったほうが安全です。不定休なので、お休みの日を確認しておいてください。また、少人数で運営しているため、注文してから出てくるまで時間がかかります。余裕があるときに立ち寄っていただきたいお店です。
徒歩でも雪のない時期なら20分ほどで歩けるようですが、車通りの多いところを歩くことになるので、タクシーなどを使うほうが安心です。
群馬県みなかみ町はアクセス良好
驚いたのは交通アクセスのよさ。上野から上毛高原駅まで上越新幹線で1時間で到着します。大宮駅からだと約40分しかかかりません。ひょっとして都心に通勤できちゃう?
長野や静岡に向かうのと比較してみたら(なぜか比較)、かなり近い印象でした。これなら日帰りも行けそうです。
私は山旅が多いのですが、なぜか群馬県にあまり行っていませんでした。特に冬のみなかみは初めて。交通の便が非常によく、一泊二日で車がなくてもかなり楽しめました。今後はもっと開拓していこうと決めた充実の旅でした。
注意点としてはお店の閉店時間が早いこと。上毛高原駅で帰りに何か食べようと考えていたのですが、5時半くらいにはお店が閉まってしまうようです。駅の外に空いているお店もないと聞きました。時期によるかと思いますが、計画的に動いたほうがよさそうです。
まとめ
都心からとても行きやすくて近い、群馬みなかみの旅。夏のラフティングが有名ですが、冬や春でも十分楽しめます。週末のお出掛けにいかがでしょうか。