少し肌寒い時期から何かと活躍していたのが、ミレーのワッフルウールクルーでした。ミレーのワッフルウールクルーは、天然のメリノウールと化繊のハイブリッド。メリノウールは70%含まれています。
ハイブリッド商品は比較的よくあります。ウール100%の商品も持っているのに、ミレーのワッフルウールクルーばかりを選んでしまうのはなぜなのでしょうか。それは他のメリノウールを着て寒さを感じてしまった苦い経験があるからでした。
他社のメリノウールで寒気が止まらなくなる
他社のメリノウール商品を着ていたときに、汗をかいて街に降りてきてから猛烈に寒くなりました。フリースやダウンをきてもずっと寒気が引かないままで震えが止まりませんでした。結局、風邪を引いてしまった経験があります。
ウールが約8割のやや厚手の商品で、発熱量が高い素材のはずなのに、なぜなのか疑問に思っていました。
メリノウールは保水力が高く、乾きにくいというデメリットがあります。さらにその商品は熱を逃さないため身体にフィットするつくりになっていました。肌に張り付いて寒さを感じてしまったのではないかなと考えています。
過去に美ヶ原で着たときは問題なかったので、冬山でまったりハイキングのときは向いていると思います。しかし、冬の低山でガンガン登りたいときは合わないタイプもあるというのが学びになりました。
ミレーのワッフルウールは汗をかいても張り付きにくい
一方、ミレーのワッフルウールはその名の通り、汗が張り付きにくいワッフル素材。そのせいか、寒さが感じにくく、こころなしか乾きやすい気がします。

チクチクしないメリノウールで、コンピュータで編み上げられた縫い目のない縫製も着心地の良さにつながっています。袖口にサムホールもあり、手袋をはめるか迷う時にも重宝します。フーディータイプやタイツもあります。
真冬でも汗をしっかりかく登山なら、ミレーのワッフルウールを選ぶようにしています。
アクティブインサレーションとの相性もよい
ここ数年で浸透した、オクタやアルファダイレクトなどの新素材をつかったアクティブインサレーションとの組み合わせもよいです。
防風性はないので、寒くなったらハードシェルを羽織ると最強です。
最近は冬のランニングでも着ています。ウィンドシェル+ワッフルウールで早朝でも快適です。
冬山で汗をかいて寒さを感じる方は素材だけでなく形状も見て選ぶのがおすすめです。特にミレーのワッフルウールはコスパ的にも悪くないと思います。たまにネットでもお値引きしているので安くなったタイミングがおすすめです。