初めてのテント泊、どこを選んだものか。体力も重いものを持つのも苦手な私は、雑誌やウェブの記事を見て、悩んでおりました。初めてのテント泊として、候補に挙げたのは以下のテント場です。
テント泊候補リスト
テント場 | 山域・エリア |
福ちゃん荘 | 大菩薩嶺 |
オーレン小屋 岳樺テントサイト | 八ヶ岳 |
黒百合ヒュッテ | 北八ヶ岳 |
白駒池キャンプ場(青苔荘) | 北八ヶ岳 |
双子池キャンプ場 | 八ヶ岳 |
赤岳鉱泉 テント場 | 南八ヶ岳 |
行者小屋 テント場 | 八ヶ岳 |
徳沢キャンプ場 | 上高地 |
小梨平キャンプ場 | 上高地 |
頂上山荘幕営地 | 木曽駒ヶ岳 |
雷鳥沢野営場(雷鳥沢キャンプ場) | 北アルプス・立山 |
涸沢ヒュッテ | 北アルプス・穂高 |
白馬大池 | 北アルプス・白馬岳 |
燕山荘 | 北アルプス・燕岳 |
五竜山荘テント場 | 北アルプス・五竜岳 |
雲取山荘テント場 | 雲取山 |
三条の湯テント場 | 雲取山、飛龍山 |
七ツ石小屋山テント場 | 雲取山 |
富士見平小屋 テント場 | 瑞牆山 |
甲武信ヶ岳テント場 | 奥秩父 |
最初に選んだのは上高地の徳沢キャンプ場でした。選んだ理由は高低差がなく平坦だから。これに尽きます。
10キロを超える荷物を背負いながら歩いた経験がなく、不安だったので、高低差や歩きやすさを重視しました。
本当に初めてのテント泊にふさわしかったと思います。選んでよかった理由と上高地の旅をご紹介します。
上高地から徳沢までのルート
私は1泊2日(バスも入れると1泊3日?)で、朝上高地に到着し、荷物を預けてから散策するルートを選びました。荷物はバスターミナルで預かってくれます。
ルート
- 上高地バスターミナル
- 河童橋
- 田代池
- 大正池
- 明神
- 徳沢(宿泊)
- 横尾
- 槍見台
- 徳沢
- 明神
- 上高地バスターミナル
詳細はYAMAPの日記にもあります。
当初、涸沢まで行こうかと考えたものの、計画した5月下旬は残雪期。本格的な雪山の装備は持っておらず、ましてやテントと食材に加えてピッケルやらアイゼンやら持っていける体力も自信もなかったので、徳沢まで行き、徳沢キャンプ場に荷物を置いて、横尾、槍見台まで行くことに。
今考えれば蝶ヶ岳まで行ってもよかったかなと思いますが、しっかりごはんを堪能したり、お土産を選ぶ時間を考えるとやはり無理かな。
このルートを選んだのはモンベルのツアーで、はじめてのテント泊向けのプログラムとして紹介されていたから。モンベルのツアーやプログラム内容を見てみると、難易度が分かりやすくて安心です。
初心者に上高地がおすすめの理由
初心者に上高地がおすすめなのは以下のような理由からです。
- アクセスのしやすさ
- とにかく平坦な道
- ごはんを食べるところが多い
- 観光地で、見どころが多い
道はほぼ平坦で歩きやすいです。
河童橋や大正池など、観光地が多くあります。
洗練されたごはんどころも多く、登山服で入るのがためらうほど。
徳沢キャンプ場の良いところ
その中でも徳沢キャンプ場に行ってみてよかったことはたくさんあります。
- 水が無料で使い放題
- 洗い場もある(洗剤は環境に優しいもの限定とのこと)
- ペグが手でも刺さる
- トイレが近い
- 予約がいらないので、直前でも計画が調整しやすい
もともと牧場だったそうで、手でも刺さるくらい土がやわらかかったです。たまたま混みあっていなかったせいかもしれませんが、広いので広々と使えます。
水場もあり、確認したところ環境にやさしい洗剤であれば利用できるそうです。トイレはチップトイレと無料のトイレがあります。チップトイレは普通の家並みのきれいさです。
おかげでごはんづくりがはかどります。1日目はほぼごはん作ってました。
みちくさ食堂というカフェや14時までになりますが、窯焼きピザ、おでん、カレーなどの食事もできます。当日の17時までに予約すればおでんやカレーもキャンパー向けに用意してくれます。
登山というより、キャンプに近い。むしろキャンプ寄りのテント場でした。
上高地、徳沢の服装・装備と食料については、別の記事で紹介します。