【美ヶ原】気軽に登れる百名山。雪山入門にもおすすめ

ハイキング
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美ヶ原高原は気軽に登れる日本百名山として知られています。最高峰は王ヶ頭で標高2,034mです。

なぜ気軽に登れるのかというと、標高差がほとんどないため。雪山としても入門編といわれています。

雪山には数回しか行ったことがない初心者の私が、残雪期の3月に美ヶ原に行ってきました。結果、大変充実したよい旅でした。

泊まった宿

今回泊まったのは山本小屋ふる里館です。詳しくは別記事で紹介しています。

旅のルート

今回は時間との戦いでした(詰め込みすぎともいいます)。一泊二日で、工程は以下となります。

  1. 諏訪観光(お城&諏訪湖)
  2. ランチにお蕎麦
  3. 下諏訪から宿へ(送迎)
  4. 山本小屋ふる里館に宿泊
  5. 夕方、雪上車で美ヶ原、王ヶ頭へ
  6. 夜、星空観察会
  7. 早朝、牛伏山・鹿伏山登山
  8. 朝食
  9. 美ヶ原トレッキング、王ヶ頭登山
  10. 山本小屋ふる里館から下諏訪へ(送迎)
  11. レンタル自転車で諏訪湖サイクリング
  12. くらすわでお茶
  13. 諏訪大社観光(一社のみ)
  14. 夕食、ラーメン
  15. 足湯
  16. 片倉館でお風呂

見どころ

実は冬しか行けない道があります。普段は牧場なので歩けないのですが、この時期のみ、自由なルートで歩けるのです。

自由なルートで、最高峰の王ヶ頭やシンボルである美しの塔を目指すのもよいと思います。

この時期しか行けない横断ルート。王ヶ頭を目指す
この時期しか行けない横断ルート。王ヶ頭を目指す
王ヶ頭ホテル
王ヶ頭ホテル
王ヶ頭
王ヶ頭

さらに、牛伏山は普段も行けるのですが、鹿伏山も牧場で冬しか行けないそうです。山本小屋ふる里館の創業者が、鹿伏山からのご来光が美ヶ原でもっともきれいだと言っていたとか。

牛伏山、鹿伏山
牛伏山、鹿伏山

早朝、夜明け前から歩きました。当日はスキーの跡もあり、踏み抜きも少なく、スノーシューだったので、安心して歩けました。

夜明け前の様子
夜明け前の様子

高低差の少ない平坦なルートでは物足りないと思う人は、横断ルートを調べてみてください。新雪ふかふかです。

雪があれば新雪が味わえる
雪があれば新雪が味わえる

宿の方によると、牧場に入ってしまう登山道以外のルートや鹿伏山は冬の積雪期以外は行けません。通ってはいけないとのことなので、ご注意ください。

詳しくはYAMAPの活動日記も参考にしてください。変なルートを歩いています。

服装・装備

当日の服装・装備です。

当日の装備・服装
  • ロングパンツ(裏起毛ではないタイプ)
  • 起毛の冬用タイツ
  • メリノウール中厚手
  • インナー(ファイントラック)
  • 長袖化繊シャツ
  • フリース
  • ハードシェル(レインウエア)
  • レインパンツ(モンベルストームクルーザー)
  • ダウン(行動中は着ていない)
  • 靴下(冬用の厚手のもの)
  • 帽子
  • ネックウォーマー
  • ゲイター(スパッツ)
  • 登山靴
  • サングラス(雪対策)
  • 防水手袋
  • メリノと化繊のインナー手袋
  • 山専ボトル500ミリリットル
  • ストック(レンタル)
  • スノーシュー(レンタル)

チェーンスパイクも持っていきましたが使いませんでした。

天候は晴れ、気温は最低でマイナス8度くらいでした。

寒さよりも早朝や頂上付近の風の強さで体感温度が低く感じます。防風対策が必須です。特に冬場は口元と耳を覆えるネックウォーマーか、バラクラバがあったほうがいいです。

冬は入門編とはいえ、雪山なので防水対策も必須です。防水の登山靴やゲイター(スパッツ)で望んでください。

美ヶ原のポイントまとめ

最後に美ヶ原のポイントをまとめてみます。

  • 初心者でも百名山に登れる
  • 雪山入門
  • 星空が美しい
  • 泊まる価値のある宿がある
  • スノーシューレンタル可能
  • 王ヶ頭以外にも登れる山がある
  • 冬しか行けない場所がある
  • 諏訪・松本観光もできる

これは気になるという点があったらぜひ選択肢に入れてもらえるとうれしいです。私は美ヶ原の何者でもないけれど、本当に感動しました。