多摩川を12キロ散歩したら〇キロカロリーしか消費してなかった話

多摩川散歩 ハイキング

多摩川を散歩するようになりました。距離にすると大体12、3キロくらい。コースタイム通りに歩けない私の足でも、3時間で行って帰ってくることができます。

コロナ禍の今、出歩くのは怖いし、迷惑になる。登山に行くまでの公共交通機関での移動を考えると億劫で、足が進みません。そんななか、通院のためにふっと思い立って2駅分歩いてみたらこれが心地よかったのです。そこで多摩川から上流へひたすら歩いてみました。

服装

服装は半袖のメリノウール、長袖シャツ、厚手のフリース。風よけにバッグの中にハードシェル。ハードシェルは使いませんでしたが、半袖のメリノウールのせいか、肌寒く感じました。今度は長袖にしよう。登山だとこれでちょうどいいんですけどね、歩くとなると少し違うようです(2月上旬の1桁台の気温の頃の話です)。

後日、昼間20度近くになる温かい日に歩いてみたら半袖メリノール+長袖シャツのみで問題ありませんでした。

日の出とともに出発

出発は日の出前
出発は日の出前

出発は日の出前。すでにジョギングをする人々がちらほらいます。みんな頑張るねえ。ここでYAMAPのウォーキング機能をオンにしました。ウォーキングだけでなくランニングもあります。

丸子橋にすんごいたくさん鳩がいる。昼間の鳩は一体どこに消えるのかと不思議に思っていましたが、ここで休んでたのか。

この黒い丸っとしたものがすべて鳩たち
この黒い丸っとしたものがすべて鳩たち

大田区の多摩川浅間神社へ

多摩川浅間神社にやってきました。浅間神社は東急東横線多摩川駅より徒歩2分のところにある神社です。祀られているのは木花咲耶姫命(このはなのさくやびめのみこと)。古事記に出てくる神様で絶世の美女だったとか。

階段を登ったところに神社があります。景色も多摩川が望める美しい神社です。人は数人程度でほとんどいません。約20台停められる駐車場もあります。

古墳好きは立ち寄りたい多摩川台公園

多摩川台公園案内図
多摩川台公園案内図。車いすで行けるルートもある

浅間神社のすぐ隣には、多摩川台公園があります。もともとこの区域は地域の飲み水を供給していた「調布浄水場」の跡地を利用して整備した公園だそう。公園内の案内文によれば、浄水場の姿をできるだけ残すように設計されています。沈殿池だったところには湿生植物(水生植物園)が、ろ過池だったところには、四季の野草と地被植物が植えられました。ちょうど私が行った時期にはパンジーが咲いていました。よく整備されたきれいな公園です。

犬の散歩をしている人もいましたが、日陰がないところもあるので夏場は朝晩に限ったほうがよさそう。

ここには無料の古墳展示室があります。再現された古墳と、なぜかその中に飾られた調度品を見ることができます。勾玉や刀剣、鏡、アクセサリーなどが展示されています。ただ展示室は9時からですので、時間にご注意ください。

こういう古墳の展示が見られる。中には調度品が
こういう古墳の展示が見られる。中には調度品が

さらに、さまざまな古墳が公園内にあります。巨大な亀甲山古墳と宝莱山古墳。これは前方後円墳といわれています。さらに多摩川台古墳群といわれる8基の古墳。友達には「人の墓見て何が楽しいの」と言われたことがあるのですが、古墳にはなぜかロマンを感じます。今見るとただの小高い丘なのですが、なぜ私は心惹かれるのだろう。

8基の古墳の脇を歩きます。道はこんな感じで歩きやすい
8基の古墳の脇を歩きます。道はこんな感じで歩きやすい

大田区から世田谷区へ

さて、多摩川台古墳群を見て胸が熱くなったところで、再度多摩川沿いの道に戻ります。道幅が極端に細いところもあれば、原っぱのようになっているところもあるのが不思議。

歩き続けていると世田谷区に入りました。犬率が高まります。

犬たちのコミュニティがあるようで、たくさんのワンコが朝早くから集まっていました。野球部も練習道具を持って続々と集まってきます。

23区内唯一存在する「等々力渓谷」へ

等々力渓谷。奥に見える赤い橋がゴルフ橋
等々力渓谷。奥に見える赤い橋がゴルフ橋

多摩川散歩の際には、等々力渓谷に立ち寄るのもおすすめです。等々力渓谷は、東京23区内に唯一存在する渓谷です。東急大井町線「等々力駅」から徒歩3分のところにあります。武蔵野台地の最南端にあり、この台地を侵食してできた渓谷です。多摩川へと注ぐ谷沢川の流れに沿って、約全長1キロほどの散策路が続いています。

コンクリートの地面もありますが、渓谷のためか比較的ひんやりとしています。夏場の犬の散歩も歩けそうです。

等々力渓谷は、閑静な住宅街を抜けるとふいに現れました。別次元のように空気が澄んでおり、都内にうっかり取り残されたような場所です。道は細いのですが、8時台は人にはほとんど会いませんでした。

不動の滝と言われる滝があり、湧き水も確認することができます。ここでは横穴古墳、昭和の初めまでゴルフ場があった名残で残されている「ゴルフ橋」、「日本庭園・書院」(9時開園)等の見どころがあります。

等々力渓谷案内図
等々力渓谷案内図

歩くことで街の特徴を間近に感じることができる

帰りは野球部の練習を横目にひたすら歩きます。朝はいなかったお父さん、お母さんたちが練習を見守っています。ジョギングする人が増えてきました。自転車に乗る人、犬の散歩をする人、ウォーキングする人、クラブ活動に向かう人。私は今日たまたまこの時間に通りかかっただけだけど、この人たちはおそらく毎週この道を利用しているのでしょう。

近所を歩く。ひたすら歩く。歩くことは内省につながり、思考が整理できて新たなインスピレーションを湧いてきます。

普段交通機関や車で通りすぎてしまう道も、こうしてみると生活があり、自分の好みと照らし合わせて街を見てみることができます。自分にとって歩くのに適した道は、意外と身近に眠っているのかもしれないな、と思いました。山を歩きたい、あの道を散歩したいという前に近所を歩ききったのかどうか。今一度目を向けてみることは、私にとっていい気づきになりました。

みなさんも一度家の周りを何も考えずにふらりと歩いてみたり、少し遠い公園まで足を伸ばしてみてはいかがでしょう。歩く以外の気づきが得られるかもしれません。

さてさて、歩いた結果の消費カロリーは…

  • タイム:2時間58分
  • 距離:12.5km
  • カロリー567kcal

ウォーキングだと567キロカロリーの消費だそう。ほほう。なかなかかわいらしい。

ダイエットには適さないことが分かりました。

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