【霧ヶ峰】ゆるキャン聖地と車山登山でゆったり旅(前編)

霧ヶ峰・車山 ハイキング
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秋に、霧ヶ峰、車山と鷲ヶ峰、湿原巡りで一泊二日の旅をしました。

カフェを巡りながら、少しだけ登山をして、のんびり過ごしたい今の気分にぴったりな旅になりました。「初心者だけど旅を楽しみながら歩きたい」「山旅がしたい」「ゆるキャン△の聖地巡りがしたい」という方にぴったりの場所です。

今回は、霧ヶ峰、車山巡りについて紹介します。

アクセス

車、電車で行くのが一般的です。

電車の場合は上諏訪駅(かみすわ)もしくは茅野(ちの)駅まで行き、そこから路線バスに乗り換えます。

上諏訪駅から八島ヶ原湿原線という路線バスに乗り、「車山肩」を目指します。ただ、10月末で運行は終わっておりました。運行期間が決まっているようですので、公共交通機関で行く方は特にご注意を。

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茅野駅からの路線バスは2024年1月29日時点では、運行していそうでした。ただ、1日2、3便となります。

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タクシーですと、茅野駅から8,000円ほどかかるようです。

さらに冬季限定で高速バスが運行されることもあるようです。あえて雪を狙っていく人もいるくらい魅力的な場所だからでしょうか。

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ちなみに秋のビーナスラインの美しさは、格別でした。左右を黄金のすすきで囲まれて、ナウシカ的な気分になれます。車をお持ちの方は一度走ってみるのはいかがでしょうか。

今回の服装・装備

11月上旬に行ったときの記録です。服装と装備に関するメモを残します。

  • 肌着
  • 長袖シャツ
  • 山シャツ
  • フリース
  • レインウェア
  • 起毛パンツ
  • 手袋
  • ネックウォーマー
  • ダウン
  • 帽子(キャップ)
  • チェーンスパイク
  • 山専用ボトル(水筒)
  • クッカー
  • ガスバーナー
  • コンパス
  • ヘッドライト

まだ雪は降っておりませんでしたが、数日前に初雪があったようです。

ネックウォーマーや手袋は重宝しました。ダウンは朝のお散歩で少し使った程度でした。

サポートタイツが必要そうな道はありませんでしたが、風が入ってきて寒いので薄手でも着たほうがよさそうです。

チェーンスパイクを持っていきましたが、不要でした。

風が強いので防風があったほうがいいです。秋や冬にごはんを作るのはなかなか大変そうですので、山専用ボトルでお湯をもっていくくらいがいいかもしれません。

コース

距離は7.4m、標高差は398m。

コロボックルヒュッテ→霧ヶ峰(車山)→蝶々深山(ちょうちょうみやま)→コロボックルヒュッテに戻ってくる周回コース。

詳細はたぬ吉のYAMAPで

ゆるキャン△の聖地、ころぼっくるひゅってで腹ごしらえ

ころぼっくる小屋
ころぼっくる小屋

ゆるキャンの聖地でもある、ころぼっくるひゅってからのスタートです。夕方には売り切れてしまうこともあるそうなので、まだ午前中で朝ごごはんも食べましたが、開始早々ごはんを食べることにします。

ちゃっかり、リンちゃんが座った席を陣取り、ボルシチを注文しました。

リンちゃんが座った席に!
リンちゃんが座った席に!
ボルシチはやさしいお味。具がゴロゴロで温まります
ボルシチはやさしいお味。具がゴロゴロで温まります
落ち着いた店内。外にも席があります
落ち着いた店内。窓際の席

店内の席は山小屋風で落ち着いていていいですが、外にも席があります。

外のお席はこんな感じ。景色もいいです。暖かい日だとよさそうですね
外のお席はこんな感じ。景色もいいです。暖かい日だとよさそうですね

店内には売店もあります。混雑しているので買い物は手早く済ませるのがよさそう。

ほっこり温まり、カレー用スプーンやストラップを手に入れました。

車山(霧ヶ峰)と蝶々深山

コロボックルヒュッテから歩いて車山(霧ヶ峰)へ。高山らしい道もありますが、なだらかで整備されており、とても歩きやすいです。

車山(霧ヶ峰)山頂
車山(霧ヶ峰)山頂

リフトで登ることもできるようです。また、写真撮影スポットもありました。観光地として訪れてもいいですね。

車山にはリストで登ることもできるようです。お子さんや足腰が心配な人がいても安心ですね
車山にはリストで登ることもできるようです。お子さんや足腰が心配な人がいても安心ですね

車山を堪能したら、蝶々深山(ちょうちょうみやま)へ向かいます。

この階段を下って向かいます
この階段を下って向かいます

風は強いですが、展望がよく、すすきの生い茂る風景は幻想的です。

空が広い。さえぎるものがなく、すすきが一面に茂っています
空が広い。さえぎるものがなく、すすきが一面に茂っています
どこまでも続く一本道。どことなく、尾瀬を感じさせます
どこまでも続く一本道。どことなく、尾瀬を感じさせます

美しい木道や、すすきの野原を歩いていると、日本ではない場所にいるようです。

蝶々深山山頂へ
蝶々深山山頂へ

すすきの高原を歩き続けるかと思いきや、樹林帯となりました。そしていきなり苔むした樹林の中へ。

さまざまな顔を持つ八ヶ岳の奥深さに驚かされます。どこか日本ではない場所へ来たようです。北欧感があるといったらいいのでしょうか。道がとてもかわいいのです。

泊まりたかったクヌルプヒュッテはもう冬季休暇に入っておりました。

冬期休暇に入っていた「くぬるぷひゅって」いつか泊まりたいお宿です
冬期休暇に入っていた「くぬるぷひゅって」いつか泊まりたいお宿です

かと思えばふたたび景色はかわりすすきの原へ。

ぽつりとたたずむ家も、絵になります
ぽつりとたたずむ家も、絵になります
天使のはしごが出現していました
天使のはしごが出現していました

夜はお楽しみ、フレンチコースがいただける山小屋、鷲が峰ひゅってに泊まります。

「鷲が峰ひゅって」について調べる

一泊二組だけという贅沢なお宿。今まで行った山小屋では文句なしにダントツ。好きなもので埋め尽くされたお部屋がかわいいのです。お部屋の様子やごはんについては後編で紹介します。

赤岳鉱泉に泊まったことはありましたが、ここはまったく異なる別世界。ファンタジーの国に訪れたようです。八ヶ岳の懐の広さに触れた旅でした。

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