長野県にある北アルプスの白馬岳(しろうまだけ)に登頂してきました。しかし、私の技術力、体力ではまだ早かった…。コースタイムを大きくオーバーしての登頂となりました。そもそも普段休憩しすぎでほぼコースタイム通りなことないのは置いておいて。
つらかったけど、白馬山荘に泊まって見た景色は一生の思い出になりました。課題も見えたよいきっかけでもありました。
登頂から下山に至るまでの記録を残していきます。まずは前泊編ということで、栂池高原(つがいけこうげん)に泊まった記録を写真中心に紹介します。
新幹線で食べる駅弁はシウマイ弁当
いきなりですが、新幹線に乗りまして、長野へ向かいます。選んだお弁当はシウマイ弁当。崎陽軒のいわずとしれた横浜市民の国民的お弁当。学生時代にバイトの面接に行って、落ちたことのある甘酸っぱい思い出がよみがえります。
思い出とともに舌鼓をうっているうちに、あっというまに東京から長野駅に到着しました。
長野駅から栂池高原へ
栂池高原まで行くバスは本数が7本あります。栂池高原まで行くバスを探してください。到着時間によっては待つこともありますのでご注意を。
途中にスノーピークランドステーション白馬などという、魅惑的な建物が我々を下車させようと誘惑してきます。かわして栂池高原まで乗り続けましょう。
なお、2021年7月13日現在、片側交通規制があり、バスは通常より運航が遅れる見込みとのことでした。
細かいバスの時刻表もありましたので、掲載しておきます。帰りにも時間が確認できるので便利だろうと思って撮影しました。まさか、帰りにはこのバスを使わなくなるとは、このとき夢にも思っておりません。
バスは大きなリムジンバス。栂池高原へ到着しました。
栂池中央駐車場があります。1日500円という良心価格。2021年7月現在では駐車場も空きはありそうでした。比較的広い駐車場です。
栂池高原の宿「みさわ」の外観・お部屋紹介
栂池高原から降りて、宿へ向かいます。
周囲にはいくつか宿があります。ロッジも多く、スキーやスノーボードのお客さんが多いことがこの標記からもうかがえます。チェーン店ではないですが、コンビニもあり、水やおかしも買うことができました。ちょっとした忘れ物には対応できそうなお店です。
宿泊したのが「エスポワールみさわ」というおしゃれな名前のお宿です。ハイカラな雰囲気が漂っています。入口には数台停められる駐車場もあります。
こちらを選んだのは「和室があり温泉に入れる」というわがままな願いからです。旅館気分を味わいたかったためです。一体何をしにきたのでしょうか。
エスポワールみさわの内観はこのような洋風レトロな雰囲気となっています。普段は喫茶店のようですが、コロナで利用の制限がありました。
なんと、浴衣を選ぶこともできます。ちびっこの私にはありがたいサービスです。いよいよ旅館じみてきました。
お部屋からはリフトが動いているのが見えます。展望は抜けており、開放感がありました。
お部屋にはエアコン、テレビ、ドライヤー、タオル、歯ブラシなど必要なものが一通りそろっています。お湯も用意されていました。
栂池高原の周囲を散策
空き時間もあったので、周囲を散策してみることにしました。和風な店構えのお店があります。
宿から数分下ったところで、リフトが吸い込まれるように登っていきます。高所恐怖症であることをすっかり記憶の片隅に追いやりながら、高原で遊ぶ親子の姿をほほえましく眺める私なのでした。
リフト乗り場の近くには、お土産物屋さんやちょっとした飲食店、さらに足湯まであります。冬に訪れても楽しそうな予感がします。お土産物屋さんには白馬オリジナルのTシャツが売ってありました。悩みましたが荷物になるので帰りに買って帰ろうかな、と思いなおします。
しかし私は帰りに買うことはもうできないことを知りません(しつこい)。
エスポワールみさわの夜ごはんは豪華でした。
お鍋はすきやきで、これにお刺身、お蕎麦とごはん、さらにはデザートもあります。低糖質ダイエット中の友人が食べられなかったお米とデザートもおいしく頂戴します。こうして激しい登山をしたのに体重が3キロ増えるという不可思議な現象に一歩近づく努力をしていたのでした。
まだまだ楽しい白馬の旅。前泊編でした。