衝動買いしたサーモスのチタンボトルが意外に活躍した話

サーモスチタンボトル 登山
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2024年に意外に活躍したのが、「サーモスの真空断熱チタンボトル」

サーモスもモンベルも山専用のステンレスボトルはすでに持っております。サーモスにいたっては同じサイズの500ml。温度はチタンボトルよりもステンレスボトルの方が維持しやすいです。そのうえチタンボトルはお値段が1万超えてきます。

なのにどうして買ってしまったのかというと、いわゆる衝動買いです。

テント泊の前に急に不安になって、山装備を買い足したことはありませんか? 私も夏のアルプス前に購入しました。

もちろんステンレスボトルに比べて非常に軽量という特徴はあるものの、購入当初はいらなかったなと思っていました。しかし、想像以上に活躍しているので、どういうシーンや人ならチタンボトルがよいのかを振り返ってみたいと思います。

サーモスのチタンボトルの利用シーン

結論としては、以下の2つの利用シーンが適していると考えています。

  • 燃料を持っていく登山
  • 熱湯が必要な食事をとらない登山

燃料を持っていく登山

ガスバーナーやアルコールストーブ、固形燃料などの燃料を持っていく登山におすすめです。お湯を沸かしておき、ボトルにうつして、少しずつ必要なときに使っていくことができます。

カップラーメン等への利用で、できるかぎり保温温度を長時間保っておきたいわけでもないので、軽量化につながるチタンボトルの方が良いと思いました。

また山小屋だとお湯が無料でもらえたり、安く購入することができます。お湯をもらっておいて、夜ちびちびお茶を飲んだりお湯割りにするというのにも使えました。

つまり燃料を持っていくテント泊や小屋泊が特におすすめです。日帰り登山でもバーナーを持っていってごはんをつくるなら、家から熱湯ではないけれど温かいお湯をもっていくのにも使えますし、沸かしたお湯をボトルに移しておくこともできます。

サーモスのチタンボトルの注ぎ口
サーモスのチタンボトルの注ぎ口は広口と細口があって使い分けしやすい

熱湯が必要な食事をとらない登山

もう1つは熱湯が必要な食事をとらない登山です。

たとえば、アルファ米。熱湯よりは多少時間がかかるかもしれないけれど、微々たるものです。水からでもつくることができるので、熱湯でなくても問題ありません。

また、食事はおにぎりを持っていくけど暖かいものが何かほしいなという時にも、お茶やスープなどで重宝します。

熱湯が必要なごはんでなければ、ステンレスボトルでなくてもいいなと思いました。

個人的には元はとれたかなと思うくらい、活躍したかと思います。なんせ、会社にも持っていってますので。

今ネットで検索すると私が購入した定価14,300円(税込)よりもだいぶ安いものを見つけてしまって、ちょっと悲しい気持ちです。みなさんはネットや店舗でよく探して購入されると良いかと思います。

サーモスのチタンボトルのデメリット

保温温度は6時間で69℃以上、保冷効力(6時間) 10℃以下と十分で、何よりも約210グラムと通常の山専用ステンレスボトルに比べて2割くらい軽いというメリットはありますが、一応、デメリットもお伝えしておきます。

手袋をしていて、やや内側の蓋が開けにくい時があると感じました。山専ボトルほど凹凸はないので当然かもしれませんが、中栓が気圧で開けにくい時がありました。力弱い人は締めすぎ注意かもしれませんね。

サーモスチタンボトル

まあ何よりもお値段がデメリットではあるのですが…。

モンベルのチタンボトルはどうか

そうはいっても、1万円超えるのでもっと安いチタンボトルはないものでしょうか。ということで検討したいのがモンベルです。

ただネットだと定価よりやや高めなので、モンベルのオンラインショップか店舗の方が良いと思います。

さらにステンレスなのに安くて軽いボトルが出ました。ゼインアーツの「ダブルウォールボトル500」2,970円(2024年11月時点)。ゼインアーツではダブルウォールの軽量で格安なテントでも話題を呼びました。

一応リンクは張らせてもらうのですが、正規店の方が高くネットだと高騰気味です。

この様な価格状況から見て、今買うなら、意外とサーモスのチタンボトルアリではないかなと思いました。なぜなら軽量なだけでなく、見た目がかっこいいのでテンションが上がるからです。

サーモスチタンボトル

山専ボトル持っていこうかな、でも重いしなあと悩む必要性が減った点が、私にとっては一番メリットでした。

購入サイズに悩んでいる方は、こちらも参考にしてください。