【那須岳】三斗小屋温泉・煙草屋でのテント泊と、下山後の那須を満喫する山旅

登山
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2026年7月、栃木県の那須岳(茶臼岳)に行ってきました。
那須岳(茶臼岳)の裏側に位置する秘湯、三斗小屋温泉(さんどごやおんせん)「煙草屋旅館」でのテント泊をメインにした山歩きをご紹介します。
「山登りもしっかり楽しみたいけれど、温泉もグルメも楽しめる」欲張りな山旅の様子をレポートします。

煙草屋旅館でのテント泊と予約のルール

三斗小屋温泉でテント泊ができるのが「煙草屋旅館」です。とても魅力的な場所ですが、ルールがいくつかあります。

予約について:テント場は限定8張りと非常に数が少ないため、早めの予約が必須です。また、予約は1人につき最大2名までに制限されています。

煙草屋さんのテント場
煙草屋さんのテント場

お風呂の利用ルール:テント泊の人が利用できるのは、野天風呂(露天風呂)のみです。小屋泊の方専用の内湯は利用できません。男女、混浴で時間が分かれているのでご注意ください。水着着用はNGです。

煙草屋さんのお風呂時間(2026年7月時点)
煙草屋さんのお風呂時間(2026年7月時点)

飲み物・水場:水場があり、ビールやお酒も売っています。種類も豊富です。

ビールも売っています

電波:auとソフトバンクはまったく電波が入りませんでした。

会員特典について:モンベル等のフレンドショップ特典(オリジナルノベルティ)は、テント泊の場合は対象外となります。

三斗小屋温泉「大黒屋」と「煙草屋」の違い

三斗小屋温泉には2軒の宿があり、どちらもおすすめですが、魅力が異なります。

煙草屋

源泉の違う3つのお風呂があり、特に野天風呂からの景色が自慢の宿です。どちらかというと山小屋のような雰囲気で、気軽に泊まることができます。

煙草屋さんの露天風呂。開放的です
煙草屋さんの露天風呂。開放的です

大黒屋

江戸時代から続く「ランプの宿」で、非常に歴史があります。個室でゆっくり過ごせ、お櫃(ひつ)で運ばれてくる滋味深い食事が魅力です。静かに湯治の雰囲気を味わいたい時に向いています。

以前、大黒屋に泊まったことがありますが、落ち着いた旅館のような雰囲気で、とてもすてきでした。

1日目:雨を避けて最短ルートで宿へ

初日は雨の可能性があったため、無理をせず「峠の茶屋」から三斗小屋温泉へ真っ直ぐ向かいました。

このルートは片道約2時間ほどです。道中には「かわいい狛犬」や、緑のトンネルが続く「トトロ風の道」など、歩いているだけで癒やされるポイントが点在しています。


無事に到着した煙草屋旅館の入り口は、どこか異世界のような雰囲気があって、何度来てもときめきます。設営後は、テント泊者も利用できる野天風呂へ。ちょうどいい湯加減で、歩いた疲れがほどけていくのを感じました。

煙草屋旅館の入口
煙草屋旅館の入口

2日目:姥ヶ平の景色と、静かな山歩き

2日目は、姥ヶ平(うばがだいら)を経由して茶臼岳を目指すルートを歩きました。

この道はメインルートに比べて人も少なく、自分のペースで歩けるのでおすすめです。姥ヶ平から見上げる茶臼岳の噴煙は迫力満点で、那須ならではの火山景観を堪能できます。

ガスガスだった茶臼岳
ガスガスだった茶臼岳

今回の茶臼岳山頂はあいにく真っ白な虚無状態でしたが、静かな樹林帯を歩き、絶景ポイントを通り、那須ならではの風の洗礼を受ける道のりが、この旅の大きな思い出になりました。

下山後の温泉とグルメの楽しみ方

那須の魅力は山を降りてからも続きます。

温泉の使い分け

鹿の湯:1300年の歴史を持つ名湯ですが、洗い場がない点に注意です。女性用は5つの浴槽があり、41℃から46℃までの熱湯に挑む本格的な体験ができます。

鹿の湯


小鹿の湯:「鹿の湯」と同じ白濁した硫黄泉を引いていますが、こちらは洗い場があります。登山後の汗をさっぱり流したいという方には、こちらが非常に便利です。


とはいえ、個人的には鹿の湯がおすすめです。お湯の匂いが家に帰っても続いていました。何度までは入れるか試していただきたいです。

おすすめの立ち寄りスポット

今回の旅は下山後が本番です。いくつものお店に立ち寄りました。

丸信本店

チャーシューが美味しい、スッキリした醤油味のラーメンです。全くもたれないので、チャーシュー増しやネギ増しでもおすすめです。遅めの時間だと麺が切れてしまうことがあるそうなのでご注意を。

丸信本店のチャーシュー麺
丸信本店のチャーシュー麺

LUNETTES(リュネッツ)山の方

山好きなら一度は寄りたいお店。洗練された小物や雑貨、ウェアが置かれています。KANEL BREAD NASUというパン屋さんが隣接しています。小麦本来の味が楽しめる食事パン系がおすすめ。

LUNETTES(リュネッツ)山の道具屋

こちらの方がより登山道具寄りですが、ウェア類も充実しています。純粋な登山道具が欲しいならこちらがおすすめ。

Chus(チャウス)

ソフトクリームとコーヒーを堪能しました。お土産も買える雰囲気のすてきなお店です。

Chus(チャウス)にてソフトクリームとコーヒー
Chus(チャウス)にてソフトクリームとコーヒー

ショウゾウコーヒー

旅の最後はここで美味しいコーヒーを購入。家で楽しむことにします。

ショウゾウコーヒー。ノンカフェインも置いていました。D2がおすすめだそう
ショウゾウコーヒー。ノンカフェインも置いていました。D2がおすすめだそう

まとめ

山頂からの景色が真っ白でも、温泉や美味しいもの、そして歩く道中の発見があれば、山歩きは「最高の旅」になります。

無理をせず、自分の好きな「楽しみ」をたくさん詰め込む。そんな那須の旅に、ぜひ皆さんも出かけてみてください。

参考ルート:
1日目:峠の茶屋 → 三斗小屋温泉(煙草屋旅館テント泊)
2日目:煙草屋 → 姥ヶ平 → 茶臼岳 → 峠の茶屋
下山後:那須湯本エリア(温泉・グルメ)

三斗小屋温泉でテント泊 / tanukichiさんの茶臼岳(那須岳)の活動データ | YAMAP / ヤマップ