サポートタイツなのに、ファスナーがついて脱ぎ着が楽! 新感覚のC3fitのタイツレビュー

c3fitサポートタイツ 登山
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これまでサポートタイツはCW-Xを着用してきました。しかし、新たにC3fitのFocus Support(フォーカスサポート)といわれるサポートタイツを仲間入りさせました。結果、4日間の山旅でもほとんど筋肉痛がなく過ごせました。着脱が死ぬほど楽なので、紹介させてください。

C3fitのサポートタイツとは

ホームページによれば、独自の着圧設計(Compression)、コンディショニング(Conditioning)、快適な着用感(Comfort)3つの「C」を叶えることを目指してつくられたGoldwin「C3fit technology」のスポーツタイツだそうです。

C3fitのサポートタイツの種類

C3fitのサポートタイツは4種類あります。

種類特徴
Inspiration(インスピレーション)運動効率のアップ、血行促進してリカバリーにも使える高機能コンプレッションタイツ
Focus Support(フォーカスサポート)“着脱しやすく” “動きやすく” “しっかりサポート”トレッキングや長時間のアクティビティに
Impact Air(インパクト エア)脚・腰全体をサポート。“高サポート力”ד軽量” サポートタイツ
Advance Cargo(アドバンスカーゴ)インスピレーションロングタイツをベースにした段階着圧設計を採用。着圧機能に絞ったシンプルな設計で低価格化を実現。テーピングサポート機能はついていないため脚の動きに妨げがなく、ヨガやジムにも使える。
参照:公式ホームページ

公式ホームページ

今回私が購入したのは、Focus Support(フォーカスサポート)といわれるタイツです。登山やハイキングにおすすめされているモデルです。

C3fitとCW-X

これまではワコールのCW-X派でした。CW-Xの方が売れているタイツで、C3fitよりもバリエーションは多いです。ただ、C3fitのほうが価格は控えめです。その割に機能は申し分ないと思います。ぴったりのサポートタイツが見つかるなら、C3fitという選択肢はお得なのではと考えています。

私は日常のランニングではCW-XのEXPERT MODEL(エキスパートモデル)を利用しています。モンベルのジオラインシリーズも好きです。

一方で、登山では、最初からCW-Xに絞らなくてもいいのではと思いました。ゴールドウインの回し者でもなんでもありませんが、サポートタイツが苦手だったり、CW‐XのGENERATOR MODEL(ジェネレーターモデル)ではオーバースペックだったという人にこそ、試してほしいです。テント泊や登山では、C3fitのフォーカスサポートロングタイツは有力な選択肢になります。

ちなみに3百名山を自分の足のみで踏破した、グレートトラバースで有名な田中陽希さんも、C3fitのサポートタイツを履いているようです。

軽めの運動やリラックスしたい旅には、モンベルのジオラインシリーズもよく着ます。好みやシーンに応じた使い分けをするのがよさそうです。

C3fitフォーカスサポートロングタイツを選んだ理由

私はもともとサポートタイツが嫌いでした。怪我を防止するためにしんどそうな登山では履きましたが、履かずに済むなら履きたくないタイプです。気合を入れて履かないといけませんし、脱いだ後にしっかり痕が残っています。ロングパンツの下に履くともたつく感じがしていたので、ロングパンツのときはタイツは着用していませんでした。

しかし、C3fitフォーカスサポートロングタイツは違いました。試着してみたところ、「これなら履けそう」という感覚がありました。

理由はこの2点が大きいと思います。

  1. サポート部分がすべてではなく、必要な箇所のみに存在すること
  2. 腹部にファスナーとボタンがついていること
膝が強化されているのも心強い。膝の形状にぴったり合わせる必要があるそう
膝が強化されているのも心強い。膝の形状にぴったり合わせる必要があるそう

C3fitのタイツが欲しいと思ったわけではなく、C3fitフォーカスサポートロングタイツを履いてみて、履きやすさと履き心地がよかったというのが選んだ理由です。

C3fitフォーカスサポートロングタイツのレビュー。4日間履き続けた結果

4日間登山に行く機会があったので、サポートタイツを履き続けてみました(就寝時除く)。一応、無事に履き続けることができました。

環境としては、9月末から10月頭頃、乾かす機会のない樹林帯です。さらには雨にも降られてしまいました。

トイレが本当に楽

良さを実感したのはトイレです。屋外でお花摘みや雉打ちをしないといけない状態だったのですが、タイツを脱ぐのが憂鬱でトイレに行きたくないということはなく、下ろして履くのが本当に楽でした。また、テント場や宿泊場所に着いてリラックスしたいときに、ボタンやファスナーを外しておけるのも便利だなと思いました。

C3fitのフォーカスサポートタイツは、ファスナーとボタンがついているのが大きい
ファスナーとボタンがついているのが大きい

3日以降、臭いは気になる

タイツはテント場に着いたのち、テント内で干していました。生地が薄い部分が多いせいか、これまで使ってきたサポートタイツに比べると乾くのが早いです。ただ朝になって完全に乾いたとまではいきませんでした。多少濡れていても、履いてしまえば気になりません。

最初の2日間くらいは臭いもせず快適に過ごせましたが、4日目ともなるとやはり臭いはしました。私が臭いのかもしれませんが、3日目くらいから直接嗅いでみて気になりました。履いてしまえば大丈夫なんですが、洋服と同じく最初はためらいます。

筋肉痛や故障もなかった

帰宅後、筋肉痛らしい筋肉痛が起こりませんでした。私は以前、右ひざを痛めたことがあります。下りが長いと締め付けられるように痛むことがあったのですが、今回は大丈夫でした。ちなみに4日間で約75km、標高差5000m超となります。私にとっては大変ハードでしたが、故障もなく、太ももの張り程度で済んだのは、このサポートタイツのおかげでもあったと本当に思っています。

パンツの下に履いても、これまでのように突っ張って足を動かしにくい感じもありません。テント泊や長期間の登山に持っていくなら、これまでのタイツではなくこのタイツを選びます。

きっと自分に合うサポートタイツは存在すると思います。見つかることを祈っています。

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