インナーファクトというメーカーのパンツがよいというクチコミを聞き、買ってみました。格安なのにランニング向きのパンツは登山にも使えるのか、レビューします。
インナーファクトってどんなメーカー?
インナーファクトはトレイルラン、ウルトララン、アドベンチャーレースなど、ハードな競技向けの商品を取り扱うメーカーです。体力、筋力だけでなく、地図読みの能力や精神力も試される、偉大なる変態の方々に愛されています。
靴下やパンツなどの自社オリジナル商品も出しております。その中のひとつがシームレスインナーパンツです。
シームレスインナーパンツの特徴は?
インナーファクトのシームレスインナーパンツには、以下のような特徴があるといわれています。
- 履いているのに、履いていないかのような軽さ
- あまりの透けように、人前で脱げず、変態パンツといわれている(公式も認めてる)。
- なのに、不安なくらい安い
通常、高機能な登山用の下着だと、パンツだけで5,000円くらいはするというのに、1,000円ちょっとで買えるのです。
山用下着で色々失敗した私としては、試さないわけにはいきません。
ユニクロのエアリズムのシームレスパンツとどう違う?
もともとユニクロのエアリズムのシームレスパンツは履いたことがありました。食い込んできたり、徐々に緩くなったりして私にはちょっと合わなかったので、同じようなものかなと思っていたのですが、全然別物でした。
ユニクロのパンツは、徐々におしりの部分まで上がってきて不快だったのですが、私の場合、それはまったくありませんでした。体にフィットしたままで、まくれ上がってきません。
つくりもちょっと違っていそうです。詳しくレビューします。
履いてみたレビュー
形状はボクサーパンツ型で、少し長めのつくりです。食い込まないのは形状のおかげもあるかもしれません。
履いているか不安になる薄さ。滑るようなつるりとした素材でできています。おそらくこの素材感が、摩擦を起こりにくくしており、限りなくランニング向きなのだと思います。かといって頼りないわけでもなく、内側にクロッチもついています。
もっとパツっと締め付けるかと思いきや、案外ふんわりしていました。これなら登山でも使えそうです。
また、軽さも特徴的だと思います。公式サイトによると、Sサイズ27g、Mサイズ27g、Lサイズ35g、XLサイズ38gとなっています(レディースの場合)。
かさばらずに軽いので、これなら、できる限り荷物を軽くしたい登山や、念のため持って行く下着としても活躍するのではないでしょうか。
12月上旬、高尾山、小仏城山に行くとき履いてみましたが、問題ありませんでした。普段のランキングではもちろん毎回使っています。
走るときの摩擦によるズレや擦れが起こりにくいため、走るときにトラブルを抱えがちな人は一度、試してみてほしいなと思います。
注意点
最後に注意点もお伝えしておきます。
サイズ選び
1番の注意点はサイズ選びです。普段よりも大きいサイズを選ぶ方がいいかもしれません。身長よりも体重重視がよいかと思います。
私は46キロと微妙な体重でウェーブ体型だったので、ひとつ上のLサイズを買いましたが、ちょっと緩かったかなという気も。難しいですね。
サイズに悩んだらチャット相談やLINEでの相談もできます。
インナーファクトシームレスインナーパンツ(公式サイト)
冬の長時間登山には向かないかも
ファイントラックのように汗を肌に触れさせなかったり、メリノウールのように汗をかいても温かいという機能はありません。薄くてすぐ乾くのですが、冬の長時間登山だと、汗冷えして不安な日もあるかなと思いました。
人前で脱ぐ場合は注意
人前で脱ぐとき、特に男性は気をつけた方がよいそうです。色々スケスケとのことでした(夫談)。
まとめ
インナーファクトのシームレスインナーパンツについてまとめます。
- スレが起こりにくいため、ランキング、トレランにはおすすめ
- 登山にも使えるが、春から秋にかけてがおすすめ
- 軽量なので予備にもおすすめ
- サイズ選びと透け感に注意
下着にお悩みの方はこちらの記事もぜひ。