登山やスポーツをするときや立ち仕事が多いと、足が痛くなることありませんか? 私は登山にときどき行きますが、登山靴との相性が悪いのか、右側の足だけ小指が当たって痛く、長時間の歩行では支障をきたすこともありました。ところが、中敷きを変えた人に「別の靴のように楽」と聞いたため、使ってみることに。実際に変化があったのでレビューしたいと思います。
スーパーフィート(SUPERfeet)インソールとは
使ってみたのは1964年に設立されたノースウェスト・ポディアトリック・ラボラトリーのスーパーフィート(SUPERfeet)というインソール。登山やランニング、テニスなどのプロのアスリートにも利用されています。他にもゴルフや立ち仕事の多い人にも愛用者が多いようです。
スーパーフィート(SUPERfeet)インソールの使用感
私が使ったのはブルーのオーソドックスな形状のもの。かかと部分に硬いヒールカップがありこれがかかと全体を支えてくれます。
最初は硬いかなという印象でした。使っている人によると「全然違う」「履いた瞬間に分かる」と聞きましたが、私はそこまでは違いを感じませんでした。かかとのホールド感と硬さ、土踏まずを支えるアーチの存在感が通常の中敷きとの違いという印象です。もっともグリーンのほうが補正力は強いので、こちらのほうがより違いは感じやすいかもしれません。
実際に違いを感じたのは、山を登ってみたとき。かかとがホールドされ、真っすぐに重心が足の指にかかるのが分かります。勝手に蹴りだしてくれて、足を前に進めてくれる感じがします。
同じ靴なのに、靴の中で足が泳ぎません。だから、しばしば起こっていた小指や親指が当たって痛いことがほとんど起こりませんでした。自分の重心のずれや体のゆがみが軽減されたせいか、腰痛や膝の痛みもありませんでした。安定感があり、疲れにくいソールです。
スーパーフィートのインソールをおすすめしたい人
効果を感じやすいと思うのはこんなタイプの人です。特にゆがみや靴ずれには、効果を感じやすいと思います。
- 靴との相性から靴ずれやマメができるなどのトラブルを抱えている人
- 体のゆがみがあり、腰痛や背中の痛みなどに不調を感じる人
- 長時間動くスポーツをする人
スーパーフィート(SUPERfeet)インソールのデメリット
一番のデメリットはそこそこ高いこと。アイテムの種類にもよりますが、5、6千円くらいします。
理由としては「補正」をするインソールだから。衝撃吸収だけでなく、ゆがみや歩き方の補正に対応するインソールだから、そこそこのお値段します。なかには1万円を超える高いものもありますが、そこまでは不要かなと思います。
スーパーフィート(SUPERfeet)とよく比較されるのは?
同じく補正系のSIDAS (シダス) 3フィート・アクションも人気です。こちらは1975年フランス生まれのブランドで、長い歴史を持っています。お値段は若干シダスのほうが高いですが、そこまで変わりません。
補正系のインソールが高すぎて手が出せないなら
個人的には実際に店舗に出向いて、試しに履いてみてもらうのが一番のおすすめですが、近くに店舗がなく、このお値段を試しに出すのは気が進まない人もいるでしょう。もし今の靴を履いていて、足を下したときの衝撃をやわらげたい、大きすぎる、という衝撃吸収やサイズが大きな悩みであれば、クッション性の高い衝撃軽減するインソールを試してみてもいいと思います。
それなら、普通の靴やさんやインターネットで1,000円台から購入できるものもあります。ちょっと靴が硬いな、緩いなという方は、まずはここから取り入れてみるのがおすすめです。
スーパーフィートのフィッティング方法
登山などしっかりとした店舗に行けば、店員さんが計測からカットまでやってくれます。自分でやる場合は、こちらのYoutubeの動画を参考にするといいと思います。
まとめ
人は着地するときに、体重の3倍から5倍もの負荷がかかっています。ずっと長く怪我や故障なく続けていくためにも、インソールはおすすめです。