ずっと軽いまな板を探していました。小さくて軽くてちょっと何かを切れれば問題ない。公共交通機関でキャンプに行くのに、とにかく負担にならない重さで小さいものがいい。そこで見つけてしまったのが、岩見木工製作所の木製コースター。今日はこの過去イチ小さくて軽いまな板を紹介します。
岩見木工製作所の木製コースターの色、重さはさまざま
この木製コースターはもともと大内征さんのボード偏愛記事で紹介されており、いつかほしいなあと思っていました。
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ちょうど軽いまな板を探していて、COOK&DINE HAYAMA(クックアンドダイン ハヤマ)のまな板を買ったばかりだったんです。それでも、薄さ、軽さ、小ささ、ひとつひとつ違う個性に、これは連れて帰らなければという気持ちになりました。
サイズは横10cm×縦10cm、取手部分は2.5cm×4cm、厚さは7mmくらい。カップが1つ置けるくらいのサイズです。
他にあるカッティングボードや携帯とサイズ比較してみました。
2つ購入したのでそれぞれ重さを計ってみると、1つは42g、もう1つは34g。とそれぞれ重さが違う。でもそこもまた一点ものという感じがしていいんです。
色も濃いものから薄いものまでさまざまでした。木目がそのまま生かされているのがいいですね。
値段は1つ500円。
焼き印入れて売ったらもっと高いお値段で通販などでも売れると思うんですが……。下心がないのもいいところですが、私としてはコースターの部分をほんの少し長くして長方形にしたものも欲しいなあと期待しています。
使い方は?
カップラーメンのフタ、コースター、ガスバーナーを使うときに安定させる土台として、まな板として、食器としてさまざまな使い方ができそうです。
試しにまな板としてかまぼこを切ってみました。ナイフであれば、特に後もつかず、すんなり切ることができます。見た目もかわいいです。
木なので熱いものを置いても溶ける心配がないのはうれしいところ。使い始めはオリーブオイルなどを塗って、コーティングしてから利用しましょう。使い続けると味が出そうです。
どこで売っているの?
岩見木工製作所は和歌山県田辺市中辺路の熊野古道沿いにある工場。ギャラリーが併設されており、誰でも気軽に入ることができます。
もし、寄ってみる機会があれば、寄ってみることをおすすめします。他にもかわいらしい木工用品がたくさん売られていました。ブックスタンドや木製クリスマスツリーのインテリア、プレゼントにもお土産にもぴったりです。
岩見木工製作所
住所:和歌山県田辺市中辺路町高原1150
他にもある軽量まな板
他にも軽量まな板を紹介します。
COOK&DINE HAYAMA(クックアンドダイン ハヤマ)のカッティングボード
見た目もかわいいまな板。取手の部分になるにつれて細くなっています。横25cm×縦9.5cm(最も細い部分は7.5cm)、厚さは1cm。私の持っているものの重さは107gでした。こちらも決して大きくはないですが、ソロで使う分には問題なく利用できそうです。
ケブンハウンのフルーツカッティングボード
今回ご紹介したものと形状はやや似ています。サイズ:約18cm×24cmに暑さは2cm。本体重量:約363gとやや重めですが、コンパクトさは◎です。
キャプテンスタッグのカッティングボード
キャプテンスタッグのカッティングボードはさまざまな種類がありますので自分に合うまな板が見つかるはず。しかもお値段がお手頃なものが多いです。
牛乳パックをまな板に使う方法
アウトドアで最も軽いまな板として使われるのは牛乳パックではないでしょうか。折りたたんで持っていけますし、裏側が防水になっているので、気兼ねなく使うことができます。使い終わったら焚き火の材料にしてしまうことも可能です。
100円ショップでは見つからず
残念ながら私は100円ショップではキャンプによさそうな木のまな板は見つけられませんでした。微妙にかさばったり、溶けそうな素材だったり…。いろいろと探したんですが、キャンプにちょうどいいサイズが見つかりませんでした。何かいいものがあれば教えていただきたい。
岩見木工製作所にもし行く機会があったらぜひ覗いてみてください。軽量まな板の道はまだまだ奥が深そうです。