車を持っていない人や私のようなペーパードライバーで、キャンプに行く人は毎度苦労するのではと思うのが、キャンプ道具の運搬です。バックパックだと厳しく、かといって旅行用のキャリーケースだと運びづらいと感じたことがある人もいるのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのがコロコロのついたボストン型のソフトキャリーバッグです。公共交通機関派はぜひ検討してもらいたいところ。私が今使っているコールマンのキャリーバッグについて好きなところ、イマイチなところをレビューします。
ザックと比べた快適さ
登山用のザックは35リットルと80リットルを持っています。が、80リットルだとキャンプ道具も余裕で入るのですが、私は重くて持つことが不可能でした。。。なぜ買ってしまったんだ。
登山用ザックの35リットルで運んでいましたが、シュラフやテントなどを借りるにしても、食材まで入ってくると容量が足りません。キャンプ用の装備ってとてもかさばりやすいですよね。
強引に入れてみたとしても、とにかく重い。運ぶのが苦行です。同じ重いをしている方いるのではにでしょうか。
キャンプ=重いになってしまって、行きたい気持ちが萎えてしまっていたので、キャリーバッグは救世主のような存在となりました。
コールマン(Coleman)キャリーバッグのスペック
キャリーケースの中の種類としては、ソフトキャリー(やわらかい形状)のボストンキャリーバッグというタイプ。
商品名:コールマン(Coleman)ボストンキャリーバッグ(品番14-11)
基本スペック
幅×高さ×奥行き | 容量 | 重量 | 宿泊日数目安 |
32×65×31cm | 70L | 3.5kg | 4泊~6泊 |
カラー:4色
- ブラック
- グレーヘリンボーン
- カーキ
- レッド
さらに大きな77Lもあります。
コロコロがついていますので、持ち運びしやすいです。
持ち手を引けば運びやすいです。
肩掛けもでき、手で持つことも可能なので、駅での階段などで困ることもありません。
自立するので、電車の中などでずっと持ち続ける必要はありません。倒れないように支えてあげるほうがいいかも。
外側にポケットがついています。
取り出し口は大きくひとつ。物が詰めやすいです。
どのくらい入るのか確認してみます。
これだけ入れてみましたが、まだまだ入りそうです。
締めたらこんな感じです。
犬も入ります。
小さなサイズ↓
より大きなサイズ。ソロキャンパーなら小さいほうで足りるのではと思います。
コールマンのキャリーバッグのよいところ
コールマンのキャリーバッグのよいところをご紹介します。
重さのストレスから解放される
ホイール付きなので、ストレスなく運ぶことができます。ありがたや。ただの車輪なのに発明してくれた人ありがとうと心から感謝したくなります。
想像以上に大容量
ソフトな形状なので詰め込めばいくらでも入ります。大きめのものを詰めた後、やわらかいものや小さいものを詰め込むと収まりやすかったです。
場所にあわせたさまざまな運び方ができる
転がして運ぶだけでなく、持ち手を肩にかける、紐を通してショルダーバッグにするなど、3つの運び方ができます。また自立するので、使用面積を少なくすることができ、満員電車や座席に座っているときもあまり人に迷惑をかけにくいのではと思います。
価格が安い
数万くらいはするだろうと思っていましたが、1万円前後で購入できます。ソフトキャリーバッグは比較的価格帯が安いものが多く、その点もおすすめです。
かさばらずにしまっておける
やわらかいためか、思ったほどかさばらずにしまえます。中にキャンプグッズや防災用品を入れておくと、いざというときに運びやすいかもしれませんね。
コールマンのキャリーバッグのイマイチなところ
それは雨です。ソフトキャリーバッグ全般の弱みとなってしまうのですが、濡れたら染み込んでしまいます。
撥水加工もされているのですが、大雨だと太刀打ちできません。そのため私は外側に透明のゴミ袋をかぶせて、持ち手のところに穴を開けて運びました。雨対策が何かできればより強いと思います。絶対に濡らしたくないものは中にスタッフバッグ(ドライバッグ)を入れておく方がいいかもしれません。
(77リットルサイズだと雨用カバーがあるようです)
また、内側が黒いので、荷物が黒い場合見つけづらいです。特に明かりのない暗闇だとうーんと思ってしまいました。キャンプ道具の袋は黒も多いので、内側の色がついていると見分けやすかったのかなと思います。
車のないキャンパーにはおすすめ
ソフトキャリーバッグは、キャンプだけでなく、旅行にも持っていくようになりました。利用頻度は高く、使い勝手がいいので重宝しています。車のないキャンパーさんは荷物の重さは持ち運びの不便さにちょっと悩んでいる人にはおすすめです。