初心者の登山シーズンはいつからいつまで? 体力のない人間が考える登山の適齢期

登山はいつからいつまで?雪山登山は注意 登山

登山のシーズンはいつからいつまでなのでしょうか。おそらく、登山経験の深い先輩方だと年中登り時なのかもしれません。しかし、体力がなく、技術も経験も乏しい人間にとっては、登山の時期は限られます。軽登山歴を積み重ねてきた体力のない私の視点から、初心者が行くべき登山のシーズンについて、お伝えしたいと思います。

富士山の場合

誰もが憧れる富士山。富士山の場合は、2019年は7月1日から9月10日が山開きでした。例年、7月上旬から9月上旬までが登山シーズンとなるようです。

参照:5合目から頂上までの登山道開通期間

富士登山における安全確保のためのガイドライン (主に夏山期間以外における注意事項)」によれば、 「夏山期間以外の時期は、充分な技術・経験・知識としっかりとした装備・計画を持った者の登山は妨げるものではない」としながらも、リスクが伴うためおすすめしていません。初心者には夏に限った登山がよさそうです。

日本アルプスの主要な山の場合

「萩原編集長の山塾」(山と渓谷社)によれば、「日本アルプスの主要な山は7月下旬から9月下旬までがベストシーズン。それ以外は雪に対する備えが必要」とのこと。

つまり、標高が高い山に登るなら、ベストシーズンは7月から9月までの3ヶ月間しかないのです。そりゃ、混みますよね。

ほぼ1年中登れるのはほんの一部の山

百名山のなかでも、ほぼ一年中行けるところもあります。もちろん天気やコンディションによりますので100%ではありませんが、しっかり防寒対策ができていれば、初心者でも行くことは可能です。

例をあげると鹿児島県「開聞岳」(922m)、「筑波山」(877m)などの1,000m未満の標高の低い山となります。

ほかにも、年中リフトやケーブルカーが動いている「高尾山」「御岳山」なども、候補として考えてみてもいいかもしれません。

しかし、このようなケースはかなり稀です。ほとんどの山では、冬は登山に適していません。

私が目安にしているのは、4月から11月までです。1,000m未満から1,500m(もしくはケーブルカーで2,000m強)の山しか登りませんが、シーズン中しか行かないことがほとんどです。初心者の方は4月から11月までを一定の目安にしていただけたらと思います。

雪に対して備えて登るかどうか

葛藤ネコ
葛藤

結局は、雪に備えて登るかどうかが判断軸になります。装備や技術があり、備えて登れるならば、時期は一気に広がりますが、そうでなければ期間は限られるということです。

私は初心者は雪が降る時期に登らないほうがいいと思います。無理はせず、残雪がなさそうな時期に行くことをおすすめします。諸々揃えると、冬は特に装備にお金がかかります。技術も体力も必要です。だから、あえて冬に頑張らなくてもいいじゃないかと思うわけです。

もしかしたら山頂は雪が残っているかも、という山の場合は、お守り代わりに軽アイゼンがあると安心です。必ず持っていくようにしましょう。雪が残っていなくても、登山道が凍結していることはあります。しかしこの軽アイゼン、結構重いです。全然軽じゃない

軽アイゼンは重いですし、スノーシューをつけて歩いたこともありますが、まあつらいです。体力が普段よりもあっという間に削られます。

逆に夏に向かない山もある

一方で、夏ならどこでもいいわけではありません。むしろ夏に向かない山もあります。

低山は夏暑いです。せめて木が生い茂った山であればいいのですが、何も防ぐものがない低山は地獄です。真夏に鎌倉アルプス(天園ハイキングコース)に行ったときは、めちゃめちゃきつかった記憶があります。木陰がありそうか、涼める場所があるか、事前に確認をしてみてください。

夏は標高が高めの山だと、一気に涼しくなります。夏こそロープウェイで一気にあがれる山がおすすめです。森林限界の標高の高い山の場合、急に気温が一桁になったり、寒くなることがあります。夏とはいっても防寒着も必ず持っていくようにしたいところです。

山ごとに確認を。おすすめの確認方法

一番手っ取り早いのは、直近に登った人の写真を見ることです。YAMAPなどの活動日記で目当ての山に登った人の写真を見てみたり、ブログの登山日記をのぞいてみましょう。先の予定なら、1年前のものを参考にするといいと思います。

著名な山の場合は、頂上のライブカメラで様子が見られたり、Twitterで広報の方が天候や登山道の状態を共有してくれることもあります。他の人の発信から状況を知り、いざというときの準備をして、山に臨んでください。

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