イボの痛みが引いたので、登山に行ってきました。そして悪化。まだまだ治療は続きそうです。イボをかばって歩いたせいか、あるいは対処法が甘かったせいか、久しぶりの筋肉痛に悩むことになりました。この痛みすらも懐かしくてうれしいものです。
この機会に運動不足の私が経験した、過去の最悪の筋肉痛について、記録を残しておこうと思います。1週間まともに歩けなくなった失敗対処法です。
特に知りたくないだろうけど、イボとの戦いの話
筋肉痛レベル
私の経験ですが、これまでの筋肉痛にはレベルがありました。
筋肉痛レベル低
- 足がだるい
- 筋肉痛の場所を押すと痛い
筋肉痛レベル中
- 歩くと痛い
筋肉痛レベル高
- 関節が曲げられない
- 歩くことが困難
次に今までで最もハードだった筋肉痛の失敗談をご紹介します。
絶対にやってはいけない歩けなくなった対処法
これまで最も筋肉痛が長引いたのはおよそ2週間。そのうち1週間はほとんどまともに歩けませんでした。この世のあらゆる段差は無理となり、地下鉄に乗るのをあきらめました。
一体何をしでかして筋肉痛がこんなにひどくなったのかというと、温泉と本気のマッサージのダブルパンチが効いたのではと考えています。
登った山は大菩薩嶺。登山を始めたばかりの頃でローカットの登山靴を履いていました。そのうえ豪雨で時間もなく、駆け下りるように下山したことを今でもよく覚えています。
その後、温泉宿に泊まり、筋肉痛のためによかれと思ってお風呂で揉みしだきました。さらに翌日スーパー銭湯へ行き、そこでも長時間浸かりまくり、揉みまくりました。すでにこの頃、階段は登れなくなっていましたが、まだ歩くことはできました。さらなる翌日、ピキッとつったようなするどい痛みが。そのとき自分が起床できない状態であることに気づきました。寝返りも痛かったのですが、なんとかうつぶせになってから腕の力で起きました。
人間の体というものは、こんなにも筋肉に支えられて生きていたんだね、と気づかされるきっかけにもなりました。こうなってくると、トイレとか椅子に座ったりとか一大事でしたね。
恥ずかしい失敗です。以下敗因まとめました。
今の対処法
こんな失敗をしないためにも、対処法を紹介します。基本的には、冷やすことが基本です。私がやっている方法です。
足を心臓より高いところに置く
足を椅子の上や枕などに置き、心臓より高い位置で保ちます。プロアドベンチャーレーサー田中陽希さんが登山後、山小屋に着いたらすぐやっていると言っていたので真似しました。足を心臓より高い位置に置くことで、むくみをとる効果があるそうです。
水風呂または冷水シャワー
水風呂に入るか、シャワーで冷水を当てます。冷水と温水を交互に当てると血流が促進されるようです。これが特に費用もかからず、最も手軽な方法だと思います。
冷却スプレー
筋肉痛の冷却スプレーを当てます。水風呂や冷水シャワーが可能な人はなくても問題ありません。翌日も登山が続く日などに使うことのあるアイテムです。
筋肉痛緩和の塗り薬やローションを塗る
筋肉痛緩和の液体タイプの塗り薬を使っています。商品名ではアンメルツやバンテリン、サロメチールなどの名前で売られています。部分的にひどい場合は、貼るタイプもあります。
アミノ酸を摂取する
登山前後にいわゆるアミノバイタルなどのアミノ酸飲料や粉、タブレットをとります。
たくさん食べる
栄養のあるものをたくさん食べるのが一番。登山後はカロリー気にせず好きなものをたくさん食べまくります。
自分の筋力をつける手段を日頃から行っていない場合、筋肉痛対策には直前直後のケアが大切です。しっかりケアすれば、1週間以内に治ります。温泉に入りまくり揉みしだかなければ…。